部下が仕事で存分に力を発揮できるようになるには社員研修などの取り組みも必要ですが、今任されている仕事やこれから任される仕事に対して意欲的に取り組めるよう、モチベーションを高めることも重要です。部下の仕事に対するモチベーションを高めるためにはどうすればいいのでしょうか。

部下の目標を明確化する

まず大切なのは取り組む仕事に対する目標を明確化させることです。
目標を設定することで忙しい日々の中でも目標に向かって頑張ることができ、充実感を得られます。意識を持って行動することで自分の行動が到達点に繋がっていくことを感じられるため、部下のやる気がさらに喚起されるのです。

また、到達点を具体化することでその達成に向けての戦略も具体化できると共に、戦略実行のプロセスで評価しやすくなるので成長実感が得やすいという効果もあります。

仕事に対して愛着を持たせる

好きなことや楽しいことをすればモチベーションは高まります。仕事が楽しい、仕事が誇らしいという気持ちを育むことでモチベーションを高めることに繋がります。仕事が楽しく感じられるようになればやる気が高まり、さらに知識を求めるようになります。

知識が増えればより仕事が楽しくなるといった好循環を生み出すことができるのです。
仕事を楽しく感じられるようになるには、部下に自分の専門性を磨かせたり他者から自分の価値を評価されるようになるといったサポートが効果的です。

自己実現のサポート

部下が仕事を通じてさらなるスキルアップを図りたい、自分の能力を最大限に発揮したいと考えているならサポートをしてあげることが大切です。自己実現の欲求を満たすことはモチベーションを高めるために重要なことです。

自分から進んで仕事に取り組ませる仕組みをつくり、それに対する意見や行動に対してまずはやらせてみるという意識を持ちましょう。もし上手くいかなかった場合には再チャレンジの機会を与えましょう。こうした取り組みが部下の仕事に対するモチベーションを高めてくれます。

埼玉にある当研究所では、部下指導・育成の効果的な方法や社員研修を上手く成功させる話し方などの講演を行っております。若手社員を育成するための社員研修は会社の貢献に大きく影響を与えます。東京を中心に様々な講演を行っていますので是非ご利用下さい。

Copyright © 2007-2010 「話し方」研修講師『人材教育研究所』 All Rights Reserved.